ぽぽろん研究所のサムシング

twitter:@poporon_labもよろしく

良作でした【2023/05/03】

こんにちは、ぽぽろん研究所です。

GW中の最初の一本目を見終えました。サマータイムレンダです。

サマータイムレンダ
久しぶりの2クールものということに加えて、全く知らないタイトルだったので普段なら見ない可能性が高いですが、今回は風のうわさで面白いということを聞いたので見ることにしました。どうやら、もともとは独占配信されていたものが、他の配信サイトでも配信されるようになったことで面白さが広まったようです。

作品を一言で表すなら和歌山版リゼロという感じで、死に戻りを繰り返して目的を達成する物語となっています。最初こそ話の展開がゆったりしてるなと思っていましたが、味方が増え、敵の正体に近づくにつれて展開が加速度的に早くなるのを感じて見るのをやめられなくなっていまいた。ループする時間の中で物語が常に展開されていくシナリオになっていることが個人的に良かったところだと思っています。主人公サイドの明確な敗北条件があることで物語の緊迫感を感じられる良いポイントだったと思いました。

作画については非常によく、アクションや部分部分での一枚絵が非常に綺麗で個人的に好きでした。楽曲は個人的に後期OP、EDどちらもよく、特にEDは物語の終わりを意味しているような雰囲気の楽曲で勝手に想像して感動してました。ネタバレになるのでこれ以上は言いませんが勝手に想像していただけです。
後期OPはどこかシュタインズゲート感があるなと思っていたら作曲者がシュタゲの楽曲を手掛けている人でした。これ以降、和歌山版シュタインズゲートと思うようになってしまったのはここだけの話です。

見る前はスク水の金髪少女を眺めるだけの作品かと思っていましたが、想像以上の複雑なストーリーで非常に面白かったです。特に徐々に敵に近づいてく感じも面白かったです。最後の締りも良かったので私は満足です。

最後に私の中で何故か、シュタゲやリゼロと比較して同じようで違うような気がしていました。これについて考えた結果、大きな違いは主人公のメンタルの強さと潮の存在です。異常なまでに主人公の順応性が高く、潮という相棒がいたことが大きな違いだと思いました。リゼロとシュタゲなら確実に一度は主人公の絶望的な表情を見ることになっていた気がします。些細な差かもしれないですが、今作のくどさを感じないところなのかもしれないです。

それでは、また次回。