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【ネタバレ】現代に舞い降りる剣

こんにちは、ぽぽろん研究所です。

約20年ぶりのガンダムSEEDの続編「SEED FREEDOM」が昨日公開されました。私は今日これを見に行きました。
まず一言、ありがとう。そして最高でした。まだの人はぜひ見に行ってください。現代作画のSEEDというだけで十二分な価値があります。ちなみに初週特典の小説は二人の逃避行でした。

特典
特典(中身)

以降はネタバレをしていくと思うので、ダメな人はブラウザバックしてください。
続きは20光年先↓




















はい。大変面白かった2時間でした。私はDolby ATOMSのSEEDを見てきましたが、音響・映像ともに最高クオリティに感じました。

まず、機体関係について。シンがまさかのジャスティスには驚きました。アスランどこ?ここ?みたいな感じにしばらく思いましたが、ひっそり暗躍していたみたいです。
そのアスランが乗るズゴックが出たときもまた驚きでした。赤いズゴックシャア専用機そのものでした。しかも敵エースと互角にやりあうズゴックズゴックファンも歓喜でしょう。SEEDのズゴックは宇宙でも殴り合えるスーパーズゴックですからね。ゼーゴックとは違うのだよゼーゴックとは。というのも中身がまさかのジャスティスとかいうね。ズゴックはハリボテだったようです。。。でも、この中からジャスティスは好きですよ。
他にもデスティニーやインパルスが出てきたり、デュエルとバスターが核エンジンに換装されて出たりなどSEEDを見てきた人ならだれもが胸熱になると思いました。デュエルとバスターに至ってはミーティアまで装備したりとテンション上がります。イザークたちがプラントから出るところのエターナルも「ここでエターナル!」といった感じで私はニヤニヤしてしまいました。
当然アカツキもしっかり不可能を可能にしてました。まさかのレクイエムを反射させるとかいう異次元のことを成し遂げてました。もはやアカツキオーパーツか何かなのではとすら感じます。
レクイエム繋がりでアルテミスが出たのもインパクトがありました。SEEDの最終戦恒例となっている要塞戦はここでも同じでした。

シナリオに関しては一度負けて、再度復活!みたいないつもの流れと言えばそれまですが、ガンダムファンに向けた小ネタやSEEDの名シーンが随所に再現されていてとてもおもしろかったです。特に舞い降りる剣の再現とT.M.RevolutionのMeteorは最高でした。楽曲も合わせて再現されているところは流石です。2時間という時間に押し込めるだけ押し込められていて感激です。
キラ側が負けるところではアークエンジェルが落ちたことが個人的に印象が深いです。ついにノイマンが撃墜されたようなものです。ミネルバにボコボコにやられても落ちなかったアークエンジェルが完璧に残骸になったときは悲しかったです。ついに落ちたかと。。。
終盤の方はコメディの色が強く感じました。ただでさえアスランのシーン少なかったのに、最後のアスランの印象が強くなってしまうの悲しいようなそうでないような。最後の一コマでは裸のラクスとキラが浜辺で。これらはある意味で本作の「愛」について捉えているシーンなのかもです。
シンとキラの関係について見ていても、物語を通して一歩前進している感じがあるのは良かったです。キラの独りよがりなところとシンの真っ直ぐだけど鈍感なところが序盤出ていましたが、キラの変化でこの二人の関係が良くなるのを感じられたのは良かったです。

最後に作画についてです。正直言うことが見つからないくらい最高でした。特にアークエンジェルのデザインの細かさには脱帽でした。SEED序盤から見てきたアークエンジェルがこんなにキレイに見れるなんて、、、まぁ最後には黒焦げになってしまうのですが。
他には人間の焼けるシーンがあることですね。レクイエムや核が街に打ち込まれるところがあるので、このシーンで人が焼かれます。アニメでは人間電子レンジことサイクロプスで人間が破裂するのがある意味有名ですが、今回のも人間丸焼きシーンは印象に残った人も少なくないと思いました。グロくはないですが、戦争というものを考えさせてくるガンダムらしい一枚に感じました。

SEEDという作品で続編が作られるなど思っても見なかったことだけで私は感謝です。勢いだけで書いてたので何を言いたかったよくわからないですが、とにかく良かった。最後にSEEDらしさを存分に感じられる作品でした。
最後に、もし望むことが許されるならなら00の続編が映像化されることを祈ります。

それでは、また次回。