こんにちは、ぽぽろん研究所です。
今週の日曜日は休日前から予定していた通り、CNC3018Proの組み立てを行いました。 お試しで軽く彫ってみようと思いましたが、夜の8時に設置場所の掃除から始めたので彫ることができませんでした。自分の行動の遅さと計画性のなさに愕然としているこの頃です。目標としていた組み立てまでは完了できたので良かったことにしましょう。今回は組み立ての記録となります。
内容物
ダンボールの中には3段構成で入っており、上から色々なパーツ、加工台、フレームたちという構成になっていました。 付属物には組み立て用の六角レンチはもちろん、コンセントには海外用のと国内用の2種類が付属していたり、インシュロックなどケーブルをまとめるためのも付属と、必要なものはすべて入っている感じでした。唯一必要な物は定規が必要な程度でしたが、定規程度ならどこのご家庭にもあると思うので問題ないですね。途中0.1mmの精度を要求しているように書いてありましたが、多少加工サイズを犠牲にすれば、ガバっても問題ないように思いましたので、私は一般の定規で測って組み立てました。気になる人はノギスを用意しておくと良いと思います。
組み立て編
組み立ての取説は95%絵で説明されていました。
むしろ、絵でしか説明されていない感じなので、たとえアラビア語であったとしても組み立ては可能だと思いました。唯一初見で見抜けなかったのはスプリングの部分でしたが、図の説明の通りに組み立てたらなんとなく理解することができました。
以下に取説のステップ順に組み立てた画像を貼り付けます。
以上で組み立ては終了となっています。この後は配線ですが、X,Y,Z軸のステッピングモータの配線だけを間違えないように取り付ければ、特に戸惑うことはないでしょう。なにせコネクタが違うので取り付けることができないので。配線が完了したのがこんな感じです。
頑張ってインシュロックで余分な部分はまとめましたが、見栄えが悪いです。センスも品もない感じになってしまいましたが、動けば良いのです。
今回は最後にオフラインコントローラを使用して簡単に動作確認を行いました。
このコントローラではPCなしで彫刻や印刷、簡単な動作を行うことができます。すごいです。このコントローラを使って、一通りの軸の動きとスピンドルの動きを確認して問題なかったので完了としました。
まとめ
一通り作ってみて気をつけた方がいいなと思ったところは、アルミのパイプや板の端が尖っていて怪我をする危険があることです。油断していると指の皮などが簡単に切れるので気をつけてください。私は少し切りましたが、特に血が出るようなことはなかったので良かったです。軍手などをしておくと良いでしょう。
それぞれのパーツの向きが詳細には記載されていないので、この辺も気になる人は注意にしながら組み立てると良いと思います。一度間違えると全バラしなくてはならないようなことにもつながるので注意が必要です。
力が必要な作業としてスプリングの取り付けがあります。ここはスプリングを押し込めながら、シャフトを回して取り付ける必要があるのですが意外と大変です。どの程度押し込めれば問題ないのかなどよくわからなかったので不安ですが、問題ないことを祈ることしかできることはないです。私はボロボロのタオルでシャフトを固定しながら頑張って回しました。非力な私でもできたので、大抵の人は問題なくできるでしょう。
最後に動作確認をして気になったことは、X軸の移動時に滑りの悪い音が聞こえることです。実際組み立て時にX軸の金属パイプを通すのが意外と固く、不安になるレベルだったのですが、動かしてみるとこの部分の滑りが悪いのか、気になる音を出しているのです。今度、グリスを買ってきてX軸に塗っておこうと思います。これで改善してくれればいいのですが。
付属のエンドミルがすべて同じエンドミルだったので、ちょっとショックです。よく確認してなかった自分が悪いのですが。。。エンドミルもAmazonで発注しようと思います。
パーツリストも確認したところ、エンドミルは20° 0.1mmしか入っていないようなので、正しいようです。マジか。。。写真では10本あったので、10種類だと勘違いしてました。思い込みは怖いなと思いました。
ちなみにパーツはいくつかあまりパーツが出ました。ネジやスプリングなどが余分に入っていたみたいです。少し多めに入れてくれるあたりは中華を感じました。
不器用な私でもなんとか組み立てられたので良かったです。あぁ実に良かったです。とても気分が良いです。近いうちにお試し彫りを行いたいと思います。しばらく出社が続くので難しいですが、土日あたりに試したいと思います。
それでは、また次回。