ぽぽろん研究所のサムシング

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最近のお気に入りイヤホン【IE-M1】

はじめに

今日は最近のお気に入りのイヤホンを上げていこうと思います。それはONKYOIE-M1です。合わせて一緒に使っているオペアンプを交換したFOSTEXのHP-A4についても触れていこうかと思います。

IE-M1(IE-M1 GOCHIUSA

購入の経緯

IE-M1はONKYOのカスタムIEMの一つです。自分はごちうさコラボをきっかけに購入しました。過去にfitearのカスタムIEMを購入して、カスタムIEMの素晴らしさに気づいていたので、次に購入するイヤホンもカスタムIEMにしようと思ってました。fitearを買ってから数年が経っていたので、ちょうどいい時期だったのも理由です。(大半はごちうさが理由ですが)

onkyodirect.jp

ONKYOのカスタムIEMはMシリーズとJシリーズそれぞれ3機種ずつの計6機種あります。その中のMシリーズを今回選びました。理由としては、fitearの機種がMH334ということもあり、傾向の似ているJシリーズではなく、Mシリーズにしようと思っていました。その中で、特に自然で癖のないM1を選んだというわけです。(値段的なのもありますが…)

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本体パッケージと付属の限定ケース
カスタムIEMの型取り

カスタムIEMは自分の耳の形に合わせてイヤホンを作るものになります。これにより、他とは比べ物にならない装着感、遮音性を得ることができます。

そのため、カスタムIEMの発注には自分の耳の型を取る必要があります。自分はONKYOの直営店の音アニで視聴と購入をしたので、その場で型を採取してもらいました。オンラインで買う場合には、別途耳型の採取費用が発生します。一応ユニバーサルモデルもあるので、耳型を取らずに購入することもできます。(ユニバーサルモデルもカスタムも値段変わらないので、売ることを考えてないならカスタムがいいとは思います。)

耳型は写真の緑色と白色のネリケシのようなシリコンを混ぜて、耳に入れて取ります。耳の奥にはスポンジで奥に入りすぎないようにするので大丈夫です。また、採取する人も経験豊富とのことなので、全く心配することはありませんでした。

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耳型の採取に使う道具たち

シリコンを入れていくと圧迫感はありますが、個人的には不思議な感じで好きでした。人によって好みは分かれるそうです。また、取る瞬間が個人的に一番好きで、ピチピチに詰まっていたものがヌッと取れるときが気持ちいいです。

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採取した耳型

ONKYOのカスタムIEMは耳型を左右2個ずつ採取し、3Dスキャンを行い2つの平均を取ってカスタムIEMを作るそうです。そのため、同じ型で別のモデルも作ってもらうことも可能とのことです。

耳型の採取後に採取に使ったシリコンを触らせていただきました。シリコンは白と緑を混ぜると硬化し始め、徐々に固くなっていきます。最初はホントに柔らかく、とても柔らかいネリケシのような感じなのですが、完全に硬化するとカチカチになります。硬化すると爪を立てても入らないくらいカチカチです。

人の体温で硬化する時間が早くなるので、素早くしっかり2つを混ぜて耳に入れる必要があるそうです。簡単そうに見えて意外と技術のいる作業に感じました。

本体

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IE-M1完成品画像

画像のが完成品の画像となります。見た目は非常に綺麗で満足度が高いです。特にRabbit Houseのロゴは若干立体的になっているので、こだわりを感じます。ロゴの立体感は店員さんに言われるまで気づきませんでしたが、個人的にとても好きなポイントdす。強いて言えば片耳ずつ別々のキャラが選べたら最高だったのですが、そこは次回以降に期待したいと思います。(一応2つ同じモデルを別々のキャラで注文するという悪魔的なやり方で作ってもらうこともできますが…)ONKYOロゴとキャラ名を入れるためには仕方ないと思います。

装着感はとても軽いつけ心地です。fitearのMH334と比べると足(耳の奥に入る部分)が短いように感じました。fitearのショートレッグモデルは持っていないのでわかりませんが、それに近いようにも感じました。密閉度は一番高い設定で発注しましたが、圧迫感は全くありませんでした。一方でfitearに比べて取り外しにくさを感じました。fitearは取り外し用の指を引っ掛ける部分があるので取り外しやすいですが、ONKYOは本体をねじるように外すので少し慣れが必要に感じます。しかし、軽いつけ心地と高遮音性は非常に気に入ってます。

音に関して、IE-M1はスルメ的な印象を感じました。(聞けば聞くほど気に入っていくみたいな。)ファーストインプレッションとしてはM3の低域のゆとりとパワー感は強く、M2は個人的な好みのベクトルとは違い、M1はMシリーズの中では自然なイメージを感じました。しばらく使用して、M1は聞き疲れとか特になく長時間の聞き流しとかにも使えるのでとても良いと思っています。中高域は前すぎず、後ろすぎない、ちょうど良い奥行き感で伸びのある感じです。低域は気持ち量感があるようにも感じますが、全く多すぎず少なすぎないちょうどいい感じです。また、低域は無駄な響きもなく輪郭がはっきりしているように感じます。

HP-A4

前回の記事オペアンプを交換したFOSTEXのHP-A4です。HP-A4のオペアンプを標準搭載(OPA2134)からMUSES02に今月交換したものです。OPA2134のときは低域が少なく、少し物足りなさを感じていました。一方でchordのmojoでは少し強すぎるようにも感じ、もどかしさを感じてました。そんな中MUSES02に交換することで、HP-A4の低域の厚みが増え、ちょうどよくなりました。

プレイヤーも持っていますが、AK70に4年以上しがみついているので、ちょっと恥ずかしい…まぁHP-A4もmojoも機種としては少し古いですが…

最後に

この記事を書いている今日、ごちうさコラボモデルの販売期間延長が決定してました。ONKYOの直営店で聞いた話によると、2月のRabbit House Tea Party 2022で声優さんたちが使うとのことです。なので、販売は3月くらいまで延長されるだろうなとは思ってました。声優さんの使う機種とかも聞きましたが言いません。先入観なく視聴して選んでほしいと店員さんも言っていたので。

カスタムIEMはお高いイヤホンですが、それだけの価値と所有欲を満たしてくれると思っています。気になっているならぜひ視聴だけでも行ってみてください。ONKYO以外にも多くのメーカがカスタムIEMを作っています。他のメーカはe-イヤホンさんなどで視聴ができます。

IE-M1を買ったのは6月頃だったので、半年経過しているのは内緒です。

結局オーディオなのかごちうさの話なのかわからなくなったあたりで今回はこの辺で。それでは、また次回。次回は何にしようかな。過去にやっていたこととかもありかな…